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奥和田健建築設計事務所
4E|Okuwada Architects Office
床材(フローリングについて)
本日はフローリングについて考えてみたい
上の写真、沢山の樹種が並んでいるように見えるが、実は樹種は同じでオーク材。
仕上げの手法により様々な個性が現れる木材なのです。
同じオーク材のフローリングでも、写真左の無垢材と写真右の複合材があり
基本的には無垢材を使いますが、床暖房を入れる時は収縮が少ない複合フローリングを使います
この複合フローリングでも写真のタイプは厚単板の複合と言われるもので、表面に3mm厚の本物の木が張られています。
これは製材途中でフィニッシュしたオーク材
素材の持つ表情が豊かで設計した作品では「mook」の壁面と天井、そして「4LAYER」と「松原の住宅」などの床材としても採用しています。
毛羽立っている表面ですが歩くにつれて馴染み、独特の風合いを出してくれます。
オーク材に着色や染色をしたものを並べました。一番左が素地で何も施していないオーク材。
次がホワイトのワックス、その次がグレーのワックスです。
右の3枚は木の成分に反応する染料を塗り濃灰色にしたオーク材、グレーのスケールも様々なトーンがあります。
住み手の皆さんに事務所までお越し頂く時、フローリングのサンプルを手に取って見て頂きます。
そんな時に活躍するのがフローリングのサンプル収納
こんな感じで打合せテーブルの下に
フローリングのサンプル収納が3台あり
沢山の床材が収納されています
実はこのサンプル収納は
スタッフみんなで作った家具
キャスターもついていて便利なのです
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建築家 奥和田 健
4E|Okuwada Architects Office.inc
株式会社 奥和田健建築設計事務所
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