奥和田健建築設計事務所ブログへ


設計事務所と休日
2018年もGWに突入
弊社も28日から9連休を頂いており
僕自身も期間中は打合せに出かけたりアトリエで作業をしていますが
いつもよりは
ゆったりとしたペース



一般的に設計事務所は休日が少ないと言われています。
徹夜が続き、数日は家に帰らず泊まり込みで作業なんてことも昔はありました。
建物完成まで、施主さんから頂いている期間内で最大限の力を発揮しようと考えて、上記のような解決策を取るところが多かったと思います。そして、その仕事スタイルが業界全体に定着していたように思います。

そういえば、23年前。僕が初めて勤務した設計事務所は日曜だけの休日でした(後に隔週で土曜休みに)
ものすごく厳しい先輩に教えてもらいながら、先輩を追い越そうと夜遅くまで仕事と勉強の日々を続けていました。大変だったけれど、建築に携われるのが嬉しくて時間を忘れていたのを覚えています。

そして何とか独立。
自分で事務所を運営してからは、休まず毎日頑張ろうと思っていましたが、仕事がない時は休日の様な感じでした。昼間から街をプラプラ歩くことも多くて、映画を観に行ったり小旅行に行ったりしていました。今まで詰め込みすぎてた時間に余裕ができたこともあり、ちょとした休日が楽しかったのです。

やがて、仕事も少しずつ入り、スタッフも徐々に集まってくれて、事務所も18年目。

スタッフの皆んなが仕事だけではなく休日に色々と吸収してくれて、それらをフィードバックしてくれれば、設計事務所としても成長するのではと思い、他と比べても恥ずかしくないように完全週休2日制にして休日を整備。

もちろん休日が多くなれば仕事に費やす時間も限られてくるので作業効率も上げつつ、クライアントの皆さんに理解頂き成立しているようにも思うので
時間内は集中しております。



先日、計算すると年間休日が127日
何とか一般的な企業とアトリエ設計事務所の勤務体系の差が近くなったように思っております。


2018.4.28 奥和田 健
ブログの目次へ

<<前の記事  後の記事>>
 

Okuwada Architects Office.inc
株式会社 奥和田健建築設計事務所