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夏とWOHAの建築とSingapore(その2)


前回(その1)より

シンガポールは東京23区くらいの広さ、MRTという都市鉄道が発展しているので移動しやすく
宿泊地の市内中心部からSkyville@Dawsonのある郊外のQueenstown駅へとMRTで向かうことにした

実は前日までシンガポール中心部で過ごし
その都会っぷりに圧倒されていた。
高層建築が立ち並び
ショッピングモールが何軒もあり
夜遅くまで街に人が溢れる様子は、僕が住む大阪よりも遥かに都会で、色々と手本になる街のシステムや人々の暮らし方を感じ取っていたが
Queenstown駅は少し離れた所にあり、制御された都会というよりは、融通の利く郊外といったエリアで
人もさほど多くなく、調べるとシンガポールで一番はじめにニュータウンができた場所とのことだった。

駅からSkyville@Dawsonまでは観光客も少なく
徒歩で移動しているのは僕だけだったが
気にせず歩くこと15分
目の前にSkyville@Dawsonが見えてきた



Skyville@Dawson 設計:WOHA



1階の食堂
マーケットや診療所もある





47階の屋上庭園
360度シンガポールの街並みが見渡せる



中間階の庭園
僕は屋上よりも、この中間階の屋根のある外部が好みだった



全体の配置図



この集合住宅は3つの塔が135度で配置されることにより生まれた空間に居室を配して住戸を整え、中間階と屋上にパブリックスペースをつくりそれらを積極的に緑化したものだ。
この屋上庭園からはシンガポールの市街が360度見渡せて、遠くにダニエルリベスキンドの集合住宅も見えるしオーチャードの都心も見えて爽快だった。
1階には食堂がありマーケットや診療所もあり、それらは一般に開放されていてる。



屋上については庭園以外のアクティビティがあっても良さそうにも思えるのだが、この場所の人口を考えると現状で良いのかも知れない。
何よりも、この小高い丘の上にあるSkyville@Dawsonの最上階、そしてシンガポールの空に近い場所で風と緑を十分に感じ取れたことに満足しながら、次の目的地 Enabling Village へと向かい歩き始めた。

※次回に続く

2018.9.8
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奥和田 健
建築家/一級建築士
株式会社 奥和田健建築設計事務所
Okuwada Architects Office