4月29日は目神山へ
石井良平さんに招待いただき
回帰草庵に
新緑に覆われるこの季節は
それらに陽が入りグリーンに少し染まった光が室内へと届いていました
屋根には芝生と新たな植物が茂り、4月~5月の息吹を感じつつ
良平さんが前日から仕込まれていた焼き鳥を回帰草案の屋根の上で頂きました
僕の宝物の中に
「家家」という本があります
1984年初版(学芸出版社)
この本の28ページに「土と緑」という章があり
回帰草庵の設計者で住人でもある建築家 石井修が
引っ越してきて1年目の5月の連休に感じたことが書かれてあり
同じ季節にこの場所に入れることの喜びを感じていました
良平さんが屋根の芝の上で
「昔、ここで 家族みんな 寝袋に入り 流星を見ていた」と話されていて
緑に包まれた中で星空を眺めるのが
どれほど心地よいのだろうと
想像しながら時を過ごしていました
2018.5.1 奥和田 健 |