僕は、建築の設計を職業にしながら
小さな会社も経営していて
まだまだ至らぬが
自分の会社の営業としても仕事をしている
とは言うものの
営業としての心構えをキチンと教わったことが無く
僕自身が接客を受けた時に、心地よいなと思ったら、何故そう感じるのかを考えて、自分に合うように焼き直して取り入れ、何とか営業をしている。
そんな毎日だ。
もう何年になるだろう。
僕は同じ人(IWさん)に、クルマのメンテナンスをお願いし、IWさんに欲しいクルマを探して頂き、IWさんからクルマを買っている。
クルマはお小遣いで購入できる物ではなく、高額。
性能やデザインも大切に思うのだが、クルマと共に生活する時間も長くなるので、車屋さんとのお付き合いも大切だ。
よい車屋さんに出会うことは、自分に合った美容室を見つけることに、似ているかなとも思う。
そもそも、僕自身。
物は、人から購入したいと思っていて
物を購入した喜びよりも
売って頂いた人と話せることが嬉しく思ったりもする。
人生の先輩でもあるIWさんも
そんな方で
話していると嬉しくなるのだ。
今日、IWさんが事務所までお越しになった
特に用事は無く 近況報告を兼ねてとのこと
僕は、図面を描いていたのだけれど
久しぶりにIWさんと話ができることもあり
大きなテーブルへと移動。
IWさんのように
いつまでも接客のプロでいたいなと思う。
お客さんのことを考え仕事をする中で
自分の人生も
そっと重ねながら生きていきたい。
そして、建築家として
社会と接点を保ち続けることができれば
嬉しいなと思ったり。
そんなことを、今日の夕方、考えていた。
2022.2.8 奥和田 健