根来の住宅|house in Negoro
okuwada|奥和田健建築設計事務所
和歌山と大阪の県境付近の山間にある、南側に開けた場所が敷地であった。近くには根来寺があり、昔から生活や文化を育んできた地域である。敷地横には平安後期より和歌山と大阪をつなぐ路があった。その路には水路が併設されており、県境の山に降った雨が地域の水として流れていた。今回、この水を敷地南側に予定されている畑へと送りこむべく、ひとまず敷地に取り入れた上で、水盤として住環境に融合し、地域の恵みと共に豊かに暮らせる住まいを考えた。
根来の住宅|house in Negoro
設計:奥和田 健 / okuwada architects
奥和田健建築設計事務所|担当:奥和田健・松田典子・青木優嗣
敷地面積:953平米(用途地域 指定なし)
構造規模:木造 平屋建て
施工床面積:201平米(60坪)
[ 協力 ]
キッチン:okuwada(天板:MORTEX|突板:安多化粧合板|シンク:BLANCO|水栓:KOHLER|レンジフード:metalab okuwada)
ダイニングテーブル:Bridge Across Table(Time & Style)
チェア:Wishbone Chair(Carlhansen&Son)|A chair on the vertical axis(Time & Style)
テーブルライト:TURN(Ambientec)|
撮影:Keishiro Yamada(YFT)