高野山の住居
奥和田 健
Okuwada Architects Office
株式会社 奥和田健建築設計事務所


開創1200年の高野山に建つ住宅。
 


観光客の往来が多い地域固有の特性があった。
 


静寂としての視線コントロール、そして採光と通風の確保を兼ね備えた計画が求められた。


全体の配置として敷地を3つのエリアに分け、南側を中庭ゾーン・中央を居住ゾーン・北側を外庭ゾーンとし、それらを白い壁で包み、光と風が通りぬける空間を構成した。
 


南側の中庭ゾーン


中央の居住ゾーン
 


光と風が通り抜ける


北側の外庭ゾーン
 


室内構成としては、通常のエントランスと共に、中庭からもリビングへアクセスできるようにし、そのまま外庭へと移動できるように計画。
多様な来客の、もてなしを考えた。




 



 

2階




 
高野山の住居  house in Koyasan
主要用途:専用住宅
構造規模:木造 地上2階建て
設計監理:奥和田 健・福川 加奈子
   株式会社 奥和田健建築設計事務所
施工:大彦組(高野山) 撮影:山田圭司郎
キッチン協力:KITCHEN HOUSE 床材協力:ANALOG 塗料協力:OPTIMUS