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奥和田健建築設計事務所
4E|Okuwada Architects Office
耐火塗料について(耐火建築物の被覆)
現場にて工事中の つるみばし計画
鉄骨の耐火被覆が始まりました
今回は露出天井のデザインにつき
鉄部の被覆は一般的な吹付ロックウールではなく
「耐火塗料」を用いることにしました
よく見かける塗料に見えますが
実は火災時に熱で膨らみ鉄部を覆う性能を持っており、鉄部露出の納まり時には適している材料となります。
一斗缶の中央だけピンク色ですが、これは塗り重ね時のムラを防ぐ為のもの
耐火塗料は何回か塗り重ねをし厚さを確保しないと性能が担保できないのですが
その塗りムラを防ぐために薄いピンクに染めた塗料と白の塗料を重ね塗りしていきます
施工時のピンク色の空間は非日常で美しく、現場の楽しいところでもあります。
白→ピンク→白→ピンク→白と何回か塗り重ねて、最終は白へ。
一見、ペンキを塗っているだけに見えますが
実は高い性能を持っているのです。
2017.8.28
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奥和田 健
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